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時のきらめき / 丹阿弥丹波子 銅版画展

 

電車を降りると

サザンの歌が迎えてくれた

あぁ、茅ヶ崎だなぁ・・・と感じる

 

銅版画家の丹阿弥丹波子さんの展覧会をみに

電車で1時間茅ヶ崎までやってきました

 

美術館は駅の南側に位置し

そのもう少し先には海があります

 

歩き続ければ海に出れると思うだけで

ワクワクします

 

展覧会のチラシをみかけ

モノクロームの世界に

ふわっとした空気感と

植物の生きている感じが伝わり

ぜひ実際の作品を見てみたいと思いました

 

茅ヶ崎市美術館は大き過ぎず、小さ過ぎず

都心の美術館に比べるとずっとのどかで

作品のほとんどが、植物や野菜、グラスなど

身近なものをモチーフにしている

丹阿弥さんの作品にひたるには

実にしっくりくる場所のような気がしました

 

どの作品も非常に繊細だけど

とらえ方にやさしさを感じます

 

植物も野菜も茎や葉の導管に

しっかりと水が通っていて

細胞の一つ一つが張っている感じ

生きている感じが伝わるのです

 

また、それがモノクロームの世界に表現されていることに

驚きを感じるのです

 

とてもいい時間を過ごせました

 

 

会期: ~ 6/7(日)

会場: 茅ヶ崎市美術館

    神奈川県茅ケ崎市東海岸北1-4-45

 

 

 

2015.5.21