Sachic-View

日々の出来事、出会った風景などをとおして、感じたこと、思ったことなど・・・  つづっています

 


バラの蕾の咲き始め

 

 

全体が徐々に膨らんでいくのではなく

先陣切って、

一枚の花弁が広がるのが面白いです。

 

鳥の求愛ダンスを思い出しました。

 

 

2018.5.22

 

 

 


絵付けと植物 2

フローラヤポニカ 『クロマツ』を模写
フローラヤポニカ 『クロマツ』を模写

 

マスター取得後は、

オリジナル作品を制作する機会が増え

 

植物なら植物の構造

動物なら動物の骨格

 

を知らないと

白磁の上で

自分の好きなポーズをとってくれないことを

何度も経験しました。

 

また、

フローラダニカやフローラヤポニカを

絵付けで制作する際は

既存の植物画を

模写して絵付けするわけですが

“いつか全ての工程を自分で行いたい”

という気持ちが芽生え始めました。 

 

ただ、

ボタニカルアートをやってみたいなぁと

思いつつも

自分が凝り性なのはわかっているので

“一度その扉を開けたら、大変だぞ~!”という気持ちが

どこかブレーキをかけていました。

 

そんな深層心理を抱えながら

何年も生活していたある日

いつものように植物の構造を調べていると

たくさんの画像検索写真の中に

ふと、1枚の植物画が目に留まりました。

 

その瞬間、自然な気持ちで

“ボタニカルアートをやってみよう!”

と思えました。

 

慎重派の私のベストなタイミングだったのかもしれません。

 

一度火が付くと速く

すぐに教室に入会し

1年半しっかり勉強しました。

 

私が長年取り組んでいる絵付けが

水溶性のオイルということで

ボタニカルアートで使用する水彩絵の具とは

共通する点も多く

観察するということと

表現するということが

早い段階で結びついてくれたので

自然とのめり込んでいきました。

 

また、これまでの表面的な観察だけでなく

生命にかかわる部分にも

興味を持つようになりました。

 

こうして、今は

植物を観察すること

水彩で植物画を描くことと

絵付けで植物を描くことに

すべてに垣根はなく

全てが全てに影響を与えているような気がします。

 

 

 

2018.5.20 

 


絵付けと植物 1

風鈴ブッソウゲ Atelier-Sachic
風鈴ブッソウゲ ティーポット&ウォーマー/葉風

 

ここ数年はボタニカルアートも始め

植物のことを調べる機会が増え

Sachic-Viewにも色々とご紹介しておりますが

決して植物に詳しいわけでもなかった私が

どんな風に植物のことに興味を持つようになったか

少し、触れておこうと思います。

 

 

絵付けを始めた頃

母が、『花図鑑』という

園芸書のような本を

くれました。

 

ブーゲンビレア 絵付け Atelier-Sachic
ブーゲンビレア/葉風

お花を描くなら

お花のことを知っておいた方が

良いだろうということだったと思います。

 

その頃の私は

植物を育てたこともなく

お部屋にお花を飾る習慣も

ありませんでした。

 

絵付けは始めてはいたものの

会社勤めもしていたので

週末に絵付けの練習をするのが精いっぱいで

植物から勉強していたら

日が暮れてしまうとすら

思っていたかもしれません。

 

生徒時代は先生のお見本があり

先生のように描けるようになりたいと

一生懸命真似ようと頑張っていて

それ以上の心の余裕はありませんでした。

 

それでも、いつか自分のオリジナル作品を

描きたいという気持ちは強く

マスター取得のための作品として

絵付けを始めて7年目、晴れて

南国の植物と風をテーマ(葉風)に

オリジナル作品を制作することにしました。

 

まずは20代に何度か訪れていた竹富島(沖縄)へ

取材もかねて旅行し

いくつかの植物の

写真を撮ってきました。

 

いくつかの植物の中から

『風鈴ブッソウゲ』と

『ブーゲンビレア』を

題材にすることにしました。

 

家に帰ってから見ても

お花の構造がわかるようにと

いろんな角度から写真を撮っていたはずなのに

実際に写真をもとに

自宅でデッサンしてみると

いろんな不明確な部分が出てきてしまうのです。

 

特に風鈴ブッソウゲは

“ 風になびいている感じ ”が

印象的な植物だったため

いろんな角度に揺れているお花を描くには

きちんとした構造を知ることが

必要でした。

 

しょうがないので

隣県の熱帯植物園に行って

どうなっているのかわからなかった部分を

再度観察して

またデッサンし直すという風でした。 

 

こんな感じで

必要に迫られながら

私と植物との距離は

じわっ じわっと

近づいていったのです。

 

母のプレゼントは

真っ当だったとあらためて思います。 

 

 

2018.5.18

 

 


単子葉植物

 

ツリガネソウ

シンビジューム

デンドロビューム

と、

このところ単子葉植物のお話が

続いておりますので

引き続きチューリップのお話を

させていただきます。

 

そもそも、単子葉植物ってな〜に?

 

種子から芽を出し

最初に出す葉を『子葉』と呼び

子葉が1枚のモノを単子葉植物

子葉が2枚のモノを双子葉植物

と呼びます。

 

さて、先日、

チューリップのブーケのレッスンのため

新しい見本を作っている際

ふと、気づいたのです。

 

これまでより

描きやすい感じ。

 

それもそのはず、

先日、水彩で描いたシンビジュームと

同じ単子葉植物ですから

いわゆる萼がなく

外側3枚は萼が花弁化したもので

内側3枚が純粋な花弁となります。

 

私の中で、ボタニカルで描いたものと

絵付けで描くものの

構造上の共通点が線でつながった感じです。

 

そうなってくると

描いていても

花被片の重なりが

腑に落ちたようにしっくりきます。

 

ボタニカルアートの先生が

『知って描くのと、知らずに描くのは違う』と

言われていたのを思い出します。

 

来年は、チューリップを育てよう!

 

 

2018.5.16

 

 


デンドロビューム開花

 

デンドロビュームが咲き始めました。

 

先日描いたシンビジュームと同じ蘭の一種です。

 

お花の構造は一緒ですが

直径4cm以下と

少し小ぶりです。

ずい柱も、控え目です。

 

先日、書いた唇弁の向きの話ですが

下の写真を見ると

唇弁が下向きになっているのが

わかると思います。

 

このシンビジュームも支柱をしていないので

水平に花芽が伸びました。

なので、写真はこれでも

真正面から撮ったものです。

 

デンドロビュームの場合は

花のついている茎みたいな部分(バルブ)は

翌年以降の栄養になるため

切って花瓶に飾ったりしません。

 

 

2018.5.11


植物分類について 追記

 

近年、DNAをもとに植物を分類する方法が

主流となりつつあり

今までの『形態で植物を分類する方法』は

変化してきているようです。 

 

つまり、

今まで血がつながっていたと思っていたのに

遺伝子レベルで解析したら

親戚でも何でもない

『他人の空似』ということが

起きてきているようです。

 

ネットで検索する時も

古い資料に基づき書かれているサイトと

最近の情報に基づき書かれているサイトで

植物分類が違っていたりします。

 

科学の世界は、日進月歩ですね。

 

 

2018.5.7

 

 


植物用語に関して

 

右は球根ツリガネソウの一種

シラーカンパニュラータの

お花の写真です。

 

中心に雌しべ

その外側に雄しべ

その周りに花びらが6枚ついています。

引っ張っても1枚づつ抜けることはないので   

根本でくっついているのかもしれません。 

右下は、咲き終わり、

枯れていく過程のお花です。

 

なので、枯れていく時も

花びらが散るということはなく

花の形のまま全体に枯れていきます。

 

観察したままを

自分の言葉で表現すると

ざっとこんな感じになります。

  

一方、これを植物学用語に置き換えると

『6つの花被片が基部で合着している状態』と

少し難しくなります。

 

パッと見、花びら(花弁)と見えるものでも

それが、萼なら萼片または外花被、

花弁なら内花被となります。

 

つまり、私が簡単に『花びらが6枚』と

表現したものも

実は、内側の3枚は花弁、

外側の3枚は萼片ということになります。

 

また、合弁花なのか離弁花なのかということで言うと

ツリガネソウはそもそも単子葉植物なので

合弁花、離弁花という分類分けをしないようですが

個々の植物の状態でいえば

『基部で合着している状態』という表現が

一番おさまりが良いようです。

なんだか難しくなってきました(笑)。

 

花の進化は、離弁から合弁に進んでおり、

その中間も存在します。

結局簡単に言ってしまえば、

『途中までは分かれているけれど

根本はくっついている』

という状態です。 

 

私自身は、植物学を熟知した上で

植物を描いている訳ではないので

いつも描く前後に、

観察だけではわかりにくい部分を調べたりしています。

そうすると、初めて知る用語に出会うことは日常茶飯ですし

その用語を調べることによって

さらにわからない用語が出てきて

土ツボにはまりそうになったら 

“植物学は、ここまで~!”と切り上げたりもします。

 

また、このHPをご覧いただいている方々も

絵に興味を持って来てくださる方が

ほとんどだと思いますので

ゆるい表現にとどめ

どういう状態なのかが伝わる範囲で

書いています。

 

ただ、1枚の絵を描くたびに

その植物の観察記録カードのようなものを

作成しているので

毎年、植物のことを少しづつではありますが

理解してきたかなぁとは思います。

 

絵を入り口にして

科学的なことにも少し目をむけることで 

世界が広がっている感じもします。

 

 

2018.5.6

 


ルドン ― 秘密の花園 展

 

オディロン・ルドンの展覧会に行ってきました。

ファンタジックな色遣いと表現が

素敵でした。

 

会期:~ 2018年5月20日(月)

会場:三菱一号館美術館

   千代田区丸の内2-6-2

 

 

2018.4.29

 


シンビジューム(ワインシャワー)

 

シンビジュームを描きました。

 

自宅で育てているシンビジュームは

今年、4本の花芽をつけ

これは、一番最後に咲いた1本です。

 

3月に、開花し始めたお花の様子を

Sachic-View(3/3)にてご紹介しておりますが

鉢の状態だと1メートルを楽に超す大きさなので

描く際には、剪定して花瓶に活けた状態で

描きました。

 

おまけに、支柱無しで

自然の状態で育てたため

4本中3本の花芽は

地面に水平に伸び

このお花もその一つです。 

 

ですから、お花に詳しい方が見ると

少し不思議な向きで

描かれています。

 

シンビジュームの花は

簡単に説明すると右のような構造で

 

3つのがく片と

2つの花弁

ずい柱と

唇弁

 

で構成されています。

 

お花が開く時は右写真のような唇弁が

下に垂れさがるような感じになります。

 

水彩画の方は、唇弁が右側を向いており

鉢で育っていた時は

ちょうど右に90度反転した方向に伸びていたことが

伺えます。

 

こちらの水彩画、完成までに1か月くらいかかっているのですが

花瓶に活けている間も

毎日少しずつ、うねり始め

最終的には唇弁が下方向に落ち着いたのでした。

 

地球の重力を感じとっているのでしょうか・・・。

生命の神秘です。

 

水彩画完成までの工程は

また、ぼちぼち、UPしていきますので

お楽しみに。

 

この続きは、水彩画 シンビジューム(ワインシャワー)のページでご紹介しています。

 

 

2018.4.25

 

 


2018年のツリガネソウ

 

今年もツリガネソウが咲きました。

 

昨年購入した球根ツリガネソウは

球根が3個に分球し

葉っぱも3倍くらいに増えたので

花芽も3本に増えるかな・・・と

期待しましたが

今年も花芽が1本だけ

ぴゅーっと伸びています。

 

昨年、水彩画で描いた時は

合弁花なのか離弁花なのか(花びらがくっついているのかいないのか)

微妙だったのですが

今年は、一輪、分解して観察してみようと思います。

 

 

2018.4.17


プリンセス キコ(ミディ カトレア)

 

小ぶりの蘭を購入しました。

高さは、40cmくらい。

 

ボタニカルアートでは実寸で描くため

全体像を描けるサイズで

自分の好みのお花に出会ったら

いつか買おう!と思っていたのでした。

 

ふらっと立ち寄った園芸店で

観葉植物や多肉植物のグリーンジャングルの中で

一鉢だけがひっそりお花をさかせていました。

 

繊細でありながら

きりっとしていて

お花も、葉っぱのつき方も絵になりそうです。

 

今年のお花はもうこれで終わりですが

来年に向かって

頑張って育て、

あたらしいお花をつける頃

描いてみたいと思います。

 

 

2018.3.10

 


ブリューゲル展

 

昨年の『バベルの塔展』に引き続き

ピーテル・ブリューゲル1世の作品と、

その子、孫、ひ孫に受け継がれる

150年にわたるブリューゲル一族の絵画が

展示されています。

 

右の写真は、ピーテルブリューゲル1世のひ孫にあたる、ヤン・ファン・ケッセル1世の作品です。

 

大理石に、油彩で蝶・カブトムシ・コウモリなどが描かれている静物画です。

1659年のものですが、白地にグレーの模様のある大理石に

描かれた昆虫たちは、とても色鮮やかで艶があります。

なんといってもおしゃれです。

 

 

会期:~ 2018年4月1日(日)

会場:東京都美術館

   台東区上野公園8-36

TEL:03-5777-8600

 

 

2018.3.9

 


シンビジューム 開花

 

シンビジュームの花が咲き始めました。

 

年始より、マンションの改装工事が始まり

建物はネットにすっぽり覆われたていたため

朝から電気をつけて過ごす暮らしが

2か月続きました。

 

3月に入りようやくネットは取り払われ

春の光と、暖かさを

思う存分味わえていることが

開花につながったのでしょう。

 

 

このシンビジューム、かなり大振りで

高さは1メートルを超します。

最初は支柱が立てられており

花は上に伸びていましたが

お花の終了時の剪定の際に

支柱をとってしまったので

今年は前のめりに伸びています。

 

一昨年の展示会の際に

生徒さん達が下さった鉢だったので 

何としてもお花をもう一度咲かせたかったので

今月のレッスンで

無事、お披露目できそうです。

 

 

2018.3.3

 


ヘレンド展

 

汐留のパナソニックミュージアムで開催中の

ヘレンド展に行ってきました。

 

会場は決して大きくはないのですが

今回は充実した展示数で

磁器作品を満喫しました。

 

2年くらい前から

西日本の方から巡回している展示会のようで

図録の写真もとてもしっかりしていて

展示の記憶そのままに振り返れそうです。

 

 

会期:~ 2018年3月21日(水)

会場:パナソニック 汐留ミュージアム

   港区東新橋1-5-1 パナソニック汐留ビル4階

 

 

2018.2.21

 


蝋梅

 

蝋梅を見に行きました。

 

まだ、お花の少ない時期の

あたたかい黄色がなんともかわいらしいです。

 

ちなみに

名前に梅がついているけれど・・・

梅林に植栽されていることが多いけれど・・・

植物分類的には、梅とは別の科だそうです。

 

一般の梅は2月が見ごろですが

欲張って

蝋梅と普通の梅と両方見に行こうと

出かけるのを粘っていたりすると

たいがい蝋梅は終わっていることが多いです。

 

 

この日も

まだ開花していない寒々しい梅林の中で

唯一お花を咲かせている黄色のエリアに 

蝋梅愛好家が集まっていました。

 

 

2018.1.27

 

 


甘い蜜

 

ベランダで育てているシンビジュームを

夜間のみ家の中に取り込むことにしました。

 

今年は記録的な寒さで

東京でさえマイナス3度以下が3日以上続く予報が出されました。

 

昨年秋より花芽が伸び始めたシンビジュームの花の蕾は

寒さの中でもじわじわと成長しており

2~3月には開花しそうな様子です。

 

年明けに蕾のデッサンをしている時に気づいたのですが

シンビジュームの花には

花外蜜腺という甘い蜜のしずくが

花の付け根などについています。

純粋な水よりも凍る温度は低いとは思うけれど

せっかくここまで育ったシンビジュームが

朝起きたら凍ってパリパリになっていたら悲しいので

一時避難することにしたのです。

 

ところでこの花外蜜腺

甘さでアリなどをおびき寄せて

害虫が卵を産んだりするのを食べてもらおうという

自然の仕組みだそうです。

 

ということは、今後、アリがわんさか訪れるのでしょうか・・・?

 

いやいや先のことは心配せず

とりあえず、冬を無事に越すことにしよう!

 

 

2018.1.25 

 

 


石井逸郎の世界展 ー色彩の探求ー

 

SCAN-TIPSの石井逸郎先生の個展が開催されます。

  

会期:2018年2月15日(木)〜20日(火)

   11:00〜19:00(最終日は17時まで)

会場:柿傳ギャラリー

   新宿区新宿3-37-11 安与ビルB2階

TEL:03-3352-5118

 

*SCAN-TIPS :ペインター石井逸郎氏の主宰する絵付け教室で、

私の学んだ教室です。

 

 

 

2018.1.24

 

 

 


2年目のツリガネソウ

 

ツリガネソウの球根から芽が出てきました。

まだ、1cmも無いくらいです。

 

昨年の春描いた、あの球根ツリガネソウです。

*水彩画のページに掲載

 

昨年は、お花屋さんで小さな蕾がついたものを

購入してきたので

土から芽を出してきている状態を見るのは

初めてです。 

 

まるで竹筒のお風呂につかっているみたいですが

この竹筒みたいな部分が

昨年、球根から伸びる茎を支えていた

葉鞘という部分です。

冬越しする前にカットしたので

水平な切り口になっていますが

玉ねぎと同じ、

鱗茎という種類の球根のようです。

 

お花が終わったころ

球根を掘りあげるのか

はたまた土をかさ増しするのか

悩んだ挙句、

土をかけて球根を土の中に埋めたのが功を奏し

手前には分球した球根からも芽が出ています。

ということは今年は、

去年よりたくさん花が咲くということでしょうか。

 

我が家では、鉢で育てていますが

スイセンなど球根植物を地植えで育てていると

どんどん増えていくお話は聞くので

春が楽しみです。 

 

 

2018.1.16 

 


年に一度の恒例行事

右側からサンドペーパーをかけているところ
右側からサンドペーパーをかけているところ

 

ウォルナットの無垢のテーブルは

レッスンの時は

テーブルクロスをかけていますが

通常は、天板が見える状態で使用しています。

10年以上気兼ねなく使っていますが

すべすべした天板の触感は

無垢の樹ならでは気持ちよさがあります。

 

普段は、普通のテーブルと何もかわらなく

使用できますが

天板がコーティングされているわけではないので

年に一回、オイルを塗って磨くお手入れをします。

恒例の天板磨きをやってみたのでご紹介します。 

 

使用しやすい大きさにカットして使います
使用しやすい大きさにカットして使います

まずは、天板を水拭きし、

乾いたらサンドペーパーを

木目に沿ってかけます。

#800のスポンジ研磨剤(3M製)は

サンドペーパーにスポンジがついており

厚みがあるため、とても使いやすく、

女性でも楽にやすりがかけれます。

 

全体にサンドペーパーをかけ終わったら

削り取られた粉やホコリをウエス(布)で

きれいに拭き取ります。 

 

のばしたオイルを拭き上げ完成!
のばしたオイルを拭き上げ完成!

次に、オイルワックスをたっぷりと

天板にウエスで広げます。

 

オイルワックスは植物性で、

ひまわり油や大豆油等と自然素材のワックスが

Mixされているので

科学的なコーティング材とは異なり

木の表面に塗膜を作らないため

木の呼吸を止めないそうです。

 

さらさらのオイルは

サンドペーパーをかけた天板に

スーッと入っていきます。

ちょうど、化粧水を肌につける時と同じで

しみ込めしみ込め・・と思いながら広げます。

 

オイルを全体に広げたら

間髪おかず、新しいウエスで拭き込んでいきます。

今度は、ひかれ~ひかれ~・・と思いながら磨きます。

 

オイルがウエスにつかなくなったら完了!

そのまま、半日放置します。

 

磨くという作業は

普段のお掃除とは異なり

自分の中の職人魂のようなものが騒ぎます。

 

いい仕事ができたあとは

天板の木目を眺めながら

満足な気分にひたれるのです。

 

 

2018.1.10 

 

 


新年のご挨拶

 

新しい年を迎え

東京はすっきりとした

快晴に恵まれています。

 

本年もよろしくお願いいたします。

 

 

2018.1.2