![水彩画 ボタニカルアート リンゴ](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=333x1024:format=jpg/path/s778f26473f922bf6/image/i0d7f97343497f195/version/1504397968/%E6%B0%B4%E5%BD%A9%E7%94%BB-%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%8B%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88-%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B4.jpg)
梅雨の真っただ中、リンゴを描き始めた。
昼間なのに暗いなぁ〜と
デスクスタンドをつけ
壁紙も天井も白を基調にしている我が家は
様々な方向からの反射が多いのが気になり
レフ版で余計な反射をカット。
白のレフ版だと反射が強すぎると
黒のレフ版に変更し
ようやく安定して描き始めることができた。
夜になり、
“続きは明日にしよう!”と
筆をおく。
翌日は、晴れ☀
“あれ〜、リンゴの色が違う!”
自然光だけで見たリンゴは
昨日よりかわいらしい色なのだ。
とはいえ、水彩画の場合、いったん暗めの陰影をつけ始めたら
明るめに戻すのは難しい。
陽が入りやすい午前中はあえて描くのをやめ
少し暗くなってから、
デスクスタンドをつけ、昨日と同じ環境を作る。
そうして出来上がった私のリンゴ。
普通の静物画とは異なり
テーブルやテーブルに落ちる影は描かないルールなので
浮遊感がただよう。
宇宙に浮かぶ惑星リンゴ星。
2016.7.4