· 

カラスガイの貝殻を描く 3

 

貝の上部には石灰化した白っぽい付着物があるので

その部分は他の色が入らないよう

マスキングしておきます。

 

次に淡い茶色の部分を塗っていきます。

 

最終的にはきれいなラベンダー色が見えるよう

ゆったりとしたグラデーションで塗ります。

 

まずは細かく描くのではなく

大まかな濃淡をつける感じです。

 

その後、細かい濃淡もつけていきます。

 

 

 

淡い茶色もほどほどに進んだところで

黒い部分を色付けします。

 

隣接する濃い黒を描くことによって

淡い方の色の加減がわかるからです。

 

また、黒といっても、いわゆる絵の具の黒色は使用しません。

 

この貝は、経年変化で、黒は少し赤味を帯びている黒です。生きている貝や、若い貝殻の頃だと

どちらかというと青味を帯びている黒だと記憶しています。ムラサキイガイという名の通りです。

 

ラベンダーとこの少し暖かみのある黒のコントラストに惹かれた訳ですから

黒さ加減の追求はこだわりどころです。

 

色づくりは、絵を描く上で

とても楽しい部分です。

 

 

2021.7.22