ニワウメの、春の花から夏の実の様子を描いてみました。 モチーフにした植物画は、『Flora Japonica(フローラヤポニカ)*』に収められている、ニワウメ(Prunus japonica)です。 植物画をそのまま模写するのではなく、縦に花の季節、実の季節は横断するようにデザイン、ブルーの縁取りで爽やかに仕上げてみました。...
植物画を白磁に描くレッスンを始めることにしました。 私は水彩でも植物を描くのですが、磁器に描くのはまた一味違った楽しさがあります。 植物自体を描く楽しさと、つや感のある仕上がり、リムの部分にデザインをほどこし、一つの作品に仕上げるところです。...
これまで、カリキュラムの流れに沿って学んでいただく形をとっておりましたが、今後は 基本のキのレッスンを学んでいただいたら、カリキュラム通りに順番に学んでいただくこともできますし、カリキュラムの中からお好きな課題を選択していただくこともできるようにしました。 また、新しく植物画のレッスンも加わります。...
冬に飾れるプレートとして クリスマスローズを描いてみました。 センターのクリスマスローズは、2005年に開催された『植物画世界の至宝展』の図録67頁にあるクリスマスローズ(デュルパン描画)を模写しています。 実際の植物画には、絵の下に植物の名前『HELLEBORUS niger.(ヘレボラス...
レッスンカリキュラムの最後はフローラです。 ロイヤルコペンハーゲンの“フローラダニカ”シリーズの伝統的技法をベースにし、カリキュラム用のモチーフを描きます。 フローラダニカとは、『デンマークの花』という意味で、そもそもは、デンマークの野生植物を描いた植物図鑑の名前でもあります。...
上絵付けレッスンのためのテキストが ベーシックからフローラまで 合計4冊、トータル140頁あまり ようやく完成しました。 作成し始めたのはもう何年も前ですが、 実際にレッスンをしてみて 気づいた点、補強した方が良い部分など 改良に改良を重ねてきました。 最初に学んだ時と 時を経て力がついてきた時とでは 俯瞰で見える範囲が変わってくるので...
久々に絵付けのお話をしようと思います。 絵付けは、描いて焼いて、描いて焼いてを大体3~4回繰り返して、濃淡やメリハリを出して完成させます。 最初の写真は、バラとアサガオの多色ブーケの 1回目の様子です。 1回目に、全ての目鼻や骨格を描きます。 焼成してしまうと、もう変更することができないので ここは、時間がかかっても、丁寧に仕上げることが...
ベーシックで基本をしっかり学んだあとは いよいよ、ブーケのレッスンに入ります。 ベーシックの間は、ストローク数も少なく、 比較的小さなモチーフを描くのですが、 ブーケに入ると、 個々の植物も大きくなり、花束なので立体感のある表現になってきます。 小花とブーケの完成形だけを並べると、 そこには大きなハードルがあるように見えますが、...
8月も今日で終わり。 2年以上前より少しづつ取り掛かり始めた ブーケのテキスト制作。 夏休みの宿題にあせる子供のように、 8月中に仕上げるぞ!と この夏は意気込んでおりましたが、 仕上がりは、9月になりそうです。 ベーシックからブーケへと進む生徒さんが 少しづつ増え、 実際に教えながら どういうところが難しいのか、...
遅ればせながら インスタグラムを始めました。 クリスマスシーズンにあわせ HPのトップページにも掲載している 森のクリスマスに登場する 動物たちをひとつづつ 紹介しています。 そちらもあわせて ご覧ください。 Atelier-Sachicのインスタグラムはこちら 2018.12.18