絵付け教室 カリキュラム


絵付けをする上で大切にしている事

  

初めてのレッスンは

絵の具の筆への含ませ方や

基本のストロークのポジション

筆の動かし方から始まります。

  

カリキュラムの絵付けは

シンプルなストロークの集合体なので

ストロークの美しさは

絵の美しさに直結します。 

 

ストロークが美しいと

1ストロークで描く魚でさえ

絵になりますし、

複雑なブーケも

ストロークの良し悪しで美しさに差が出ます。

 

シンプルだけど

瑞々しく美しい発色のストロークは

それだけで感動させる力があると思います。

 

筆致の美しさは

私自身の大きなテーマであり

生徒さん達に伝えたいことです。

 

 

それでは、カリキュラムを具体的にご紹介していきます。

 


3段階のカリキュラム

レッスンカリキュラムは3つの段階に分かれています。

①ベーシック

サクソンフラワーブーケ

フローラ 

 

毎回のレッスンでは、 デモンストレーション ➡ 解説 ➡ 実践を繰り返しながら、技法や、描くうえでのポイントを学んでいただき、課題作品を仕上げていきます。

レッスンで学んだことは、忘れないうちに、復習したり、再受講すると、きちんと基礎力が積みあがっていきます。家での復習がしやすいように、レッスン内容を深く解説したオリジナルテキストもご用意しております。

描けるレベルが上がってくると、シンプルにうれしいですし、作品を見る目も養われ、絵付けの奥深さも感じてきます。 

 

テキストの詳細は下記に詳しく紹介しています。

基本をしっかり学ぶために / Basicテキスト  

美しいブーケを描くために大切なこと / Bouquetテキスト 

オリジナルテキスト/Saxon Flower Bouquet

 

各カリキュラムの詳細は以下、ご覧ください。


◆ ベーシック

ベーシックでは以下の内容を学びます。

 

①道具の使い方と基本のストローク

②お魚のプレート

③7種の小花のプレートとC&S

④蝶のプレート

⑤羽のプレート

*受講期間は、月2回の受講の場合、2年半くらいが目安です(私自身の経験)。ただし、お時間を作れる方は、受講ペースを上げ、短期間に集中的に学ばれる方が、確実に力がつきます。

 

 

①〜⑤それぞれの内容をご紹介します。

 

①道具の使い方と基本のストローク 

◆絵の具の溶き方

◆筆への絵の具の含ませ方

◆基本のストローク

この3項目は、これから絵付けをする上で、ずっと大切になる『基本のキ』になります。 

 

②お魚のプレート

基本のストロークのアレンジとしてお魚を描きます。

また、複数の色を筆に入れることによる、色の変化を学んでいただきます。 

 

③7種の小花

ツリガネソウ・デイジー・ポンポンダリア・つるなすび・サクラソウ・エリカ・アサガオの7種の小花が描けるようになります。

初心者でも描きやすいように、シンプルなストロークの組み合わせによって、お花を表現しています。

『基本のキ』で学んだことの実践となるレッスンです。

*白磁を変更したため、現在は新しいデザインで教えています。

■『カワイすぎるC&S

 

 

④蝶のプレート

初めての、『動きのあるもの』のレッスンです。 

蝶の羽の角度によって、蝶の向いている方向が変わるのを表現していきますので、表現の幅が広がります。また、色合いも、ご相談に乗りながらご自身の好みを反映させていきます。

好きな色に関してSachic-Viewでお話しています。

■『好きな色ってなんだろう?』

 

⑤羽のプレート

次の段階(サクソンフラワーブーケ)に入る前の序章として、これまでの小花より大きなストロークで描きます。配置(デザイン)や色の選択なども、自分のイメージを作品に展開していく勉強になります。

小花をモチーフにした絵付け展 ナガヤサチコ作品
小花をモチーフにした絵付け展 ナガヤサチコ作品

ベーシックのお花が描けるようになると、工夫次第でいろんなデザインの作品に活かせるようになります。トップページに掲載しているプレートも、ベーシックで学ぶ小花や蝶のみでデザインした私の作品です。

基礎を学ぶことが、オリジナルの作品つくりにつながっていく楽しさを感じ取っていただけると幸いです。

ベーシック科で習う小花をモチーフにした、生徒さん達の作品は下記をクリックしてご覧ください。

生徒さんの作品ご紹介


◆ サクソンフラワーブーケ

サクソンフラワーブーケに入ると、複数のお花を組み合わせていくだけでなく、一つのお花の構造もより複雑になってきます。

そこで、絵付けの下絵は、白磁に描く前に、まずは紙の上で練習し、構造を理解できるようにしています。

 

わからないままに模写するよりも、自分が今から描こうとしている対象のことを少しでも理解して描くことが、良い作品につながります。

 

お花自体がどういう構造になっているのか 

バランスが良いとはどういうことなのか

 

感覚的なことだけでは伝わりづらい場合は、言葉や図も使って説明するようにしています。 

 

努力して完成させた作品は、生徒さんそれぞれに、同じモチーフでもお花の表情やバランスが絶妙に異なり、手描きの味わいとなります。 

 

それが描くことの、学びであり、楽しみであると思っています。 

 

 

サクソンフラワーブーケとは

大きな花(メインの花、サブの花)と、小花を組み合わせたブーケを6種類描きます。大きな花から小花までを、1つのブーケの中で描くことにより、筆の運び方、絵の具の入れ方など、ベーシック科で学んだ基本のストロークが更にステップアップした内容になります。

また、筆の運びを学ぶだけでなく、描くリズムを感じるレッスンです。色のバリエーションも増え、とても華やかで、絵付けの王道ともいえるレッスンです。

 

*サクソンフラワーとは・・・

「ドイツの花」という意味で、ドイツやオーストリア地方の花をやきものにデザインすることは、ヨーロッパにおいて古い伝統があり、多くの白磁メーカーで描かれています。ロイヤルコペンハーゲン社にも伝統的な花絵のシリーズとしてサクソンフラワーがあります

 

サクソンフラワーブーケでは、以下の6種類のブーケを学びます。

①バラとアサガオの単色ブーケ

②チューリップとアサガオの単色ブーケ

③バラとアサガオの多色ブーケ

④ユリとバラの多色ブーケ

⑤スイセンとユリのオールドブーケ(単色)

⑥チューリップとスイセンのオールドブーケ(多色)

*受講期間は、月2回の受講の場合、1年半~2年が目安です。(個人差あります)

 

それぞれの内容をご紹介します。


 

①バラとアサガオの単色ブーケ

メインがバラ、サブがアサガオ、小花で構成されたブーケです。

パープル系の単色で描きます。 

 

 

②チューリップとアサガオの単色ブーケ

メインがチューリップ、サブがアサガオ、小花で構成されたブーケです。ブルーバイオレット系の単色で描きます。

 

 

③バラとアサガオの多色ブーケ 

メインがバラ、サブがアサガオ、小花で構成されたブーケです。

構成的には①の『バラとアサガオのブーケ』とほぼ同じですが、多色で描きます。

絵付けの1回目、2回目の工程をご紹介しています。

変化を楽しむ』をご覧ください。

 

 

④ユリとバラの多色ブーケ 

メインがユリ、サブがバラ、小花で構成されたブーケです。

多色で描きます。

 

 

⑤スイセンとユリのオールドブーケ(単色)

メインがスイセン、サブがユリ、小花で構成されたブーケです。

葉や茎は、ペンで線描きをした上に、陰影をあらかじめつけ焼成した後、グリーンで色付けします。

筆のみで描いた部分(花)と線描きした部分(葉や茎)との質感の違いを学びます。

古典的なブーケの作品に用いられる技法です。

 

 

⑥チューリップとスイセンのオールドブーケ(多色)

メインがチューリップ、サブがスイセン、小花で構成されたブーケです。

⑤の『スイセンとユリのオールドブーケ』と同様、筆描きとペンワークで描きます。色は多色になります。


◆ フローラ

植物画をペンで線描きした上に、筆での絵付けをほどこし、3種類の植物を描きます。線描きと筆のストローク、これまでに学んだすべての技法の集大成となるレッスンです。

ロイヤルコペンハーゲン社の“フローラダニカ”シリーズの伝統的技法がベースになっています。

*フローラダニカとは・・・

「デンマークの花」という意味で、18世紀後半、デンマーク王室からロシアのエカテリーナ2世へ献上するために制作された、デンマークの植物を描いた1800ピース余りのディナーセットの名前が起源です。完成を前にエカテリーナ2世はなくなってしまったので、デンマーク王室所有となっています。現在でも、ロイヤルコペンハーゲン社の主要シリーズとして、描き継がれています。

 

①スミレ

②野ばら

③ワスレナグサ

 

*受講期間は、月2回の受講の場合、1年~1年半が目安です。(個人差あります)

 

 

それぞれの内容は以下の通りです。

 

①スミレ

 

②野ばら

 

ワスレナグサ

フローラダニカと植物に関するブログはこちら。

■『植物観察


 

絵付けに必要な道具についてのご紹介は、こちらをご覧ください。

道具・教材のご紹介


 

レッスンコースと費用については、こちらをご覧ください。

レッスンコースと費用のご案内 


 

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